2022年5月8日日曜日

木質ボード

知能ロボコン競技台などの製作にあたり木材・木質材料を使用することが多いです。ロボットの材料としても、強度や耐候性がさほど要求されず、ある程度の大きさが必要な場面では加工性とコストの観点から使いやすいのではないかと思います。ROBO-剣用ロボットでMDFや木材を使ったことがありました。

合板

薄く剥がして作った木板を乾燥後繊維方向が直角になるよう交互に積み重ねて接着したもの。(参考: https://www.nisshin.gr.jp/plywood/)

内部と表面に同じ樹種を使うものを特に共芯(ともしん)合板ということもある。例:シナ共芯合板

MDF板(繊維板)

繊維板とは木材などの植物を繊維化してから接着剤で固めたもの。
JISでは密度によりハードボード(高)、MDF(中)、インシュレーションボード(低)と分類される。

接着剤はメラミン樹脂や尿素樹脂などが使われる。レーザー加工する場合にはそれら由来の熱分解生成物の発生も考慮する必要がある。(但し、普通は換気しながら行うので結果的に対策は同じ)

参考: プラスチック燃焼性と識別(基礎知識)|KDAのプラスチック加工技術


電源分配基板

電源分配用基板を作り直しました。 電源をON/OFFするためのパワーMOSFETと、基板にネジが落ちるなど不慮の事故に備えての安全のための電流ヒューズを載せました。ロボットの操作パネルに付く電源スイッチ(定格5A)は駆動用電流を直接流すためではなく、このMOSFETのゲート電圧を...